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2009/07/13 [01:04:49] (Mon)
「日本を貶めた10人の売国政治家」
結局買っちゃった。

とりあえず第一部まで電車の中でガーっと読んじゃって悶々としているので思った事を述べてみる。
検索除けに時々している「.」を入れる作業は面倒なので却下。
あまりにも読書感想文と言うには自分の意見が多いので隠してみる。


ドムに電話して語りたいのだけど、電話代が気になってかけられない。
しかも試験期間に入るから来るなと言われたので話にも行けない。
どうせ試験期間ならブログなんて見ないだろうしね。
…ほんっと、今ものすごくウィルコムが欲しいです、僕。

ライブの感想よりも先なのはそれだけ今、悶々としている証拠。
ほんと、俺入る学部間違えているよ。←


「売国」という言葉を用いる者はそう多くは無いように思う。特に日本の妙な愛国心の場合は。この本は戦後から現在、主に平成に入ってからの政治家や外交に関して書かれたものであるが、目次に挙げられている名前を見ているだけで、少し興味が持てた。一番最初はそういった衝動だった。
序論の段階での面白さはやはり小林よしのり、といったところか。この人の作品、というより出版物を読んだのは今まで2度程しかないが、いつも序論の入りが面白い。「無神論者の神父」なんて、なんと素晴らしい例えだろうか。

さて、本題に入ろう。マスコミに脅える政治家たち、これに対しては強い共感の念が募る。今まで、最初の公約において批判されたからいつの間にか消えていた、なんて何度あったことか。前総務大臣である鳩山氏のカメラの前でのアピールっぷりもこの脅えと類似した物だと思う。彼らは「世論」という不安定なものに対して最大の警戒を払っており、「支持率」というものを最大の心の栄養としている。(まぁ、私自身、支持率の変化や世論を見て楽しんでいるあたり現代人らしいというか、なんと言うか。)主体性がどこにも見られないのは、日本の政治家の最たる特徴だろう。人の評価に頼ってしまうのは悪い癖でもある。…それが「いまどき」の日本の風潮なのは確かだが。
戦争責任に関してもとても共感が持てる。戦後間もなく、日本はきちんとした手順を踏んで、仲直り、とは言わないが国際条約上は双方“和解”はしている。その上で、現在まで中国や半島に対してここまで世話をする必要性が分からない。これは、以前よりずっと身内で話していたことだ。和解をした上で、どうして未だに喧嘩越しな中国やロシアに援助をする必要があるのか。まぁ、あくまで私は一般人であるし、知識も偏ってはいるのでこの(もしあるとするならば)具体的な意味は到底分かるはずもないのだが。

先に述べておくが、私は反戦派である。平和主義、とまでは言わないが、なるべく穏やかに暮らしたい。まぁ、出来ることならば日本は永世中立国であって欲しい、などと勝手に思っている。
その上で、小泉元首相の自衛隊派遣の決定には疑問を抱かざるを得ない。“自衛”隊にどうしてその様な任務が必要だったのか。まぁそもそも自衛隊がどうしてドでかいイージス艦をあんなに持つ必要があるのかも疑問だが、まぁそれは今はいい。それで中東諸国に少しでも安全で、落ち着いた暮らしがもたらされたのならばまぁ事後納得の可能性もあった。ところがどっこい。現在の情勢を見る限り、とても“安全”で“落ち着いている”とは思えない。むしろ悪化させたとしか思えない。当初の目的であった大量破壊兵器なんてものは出てこなかった(まぁアメリカが隠蔽したと思えなくもなかったが。)し、イラン・イラク・アフガン辺りでは大量虐殺した、と言っても過言ではない様に思う。あまりに一般市民の命が奪われ過ぎた。もちろん、二次災害も。(一般市民、という表現は兵士達を“市民”と捉えていない様であまり好きでは無いが、ここでは仕方なしに使っている。)まさしく彼の下した決定は、アメリカの犬と言ってもいいと思える。そもそもそれで何がしたかったのか、私には理解が出来ない。まぁ、アメリカの犬である事は小泉氏に始まったことではないが。

さて、この本を今まで読んだ中で比較的大きな話題として取り上げられたのが「靖国問題」であるが、ここで自分の意見を述べたいと思う。
戦争を戦った人たちは確かにすごいとは思う。「お国のため」というたった一つの信念を持って、自らの命を投げだせる覚悟は今の日本人には全く見られないだろう。「ゲームの発売日の為に前日から並んだ」なんて小さな目的が精いっぱいと言ったところか。だがしかし、戦争被災者や戦犯の人たちを「神社」に祀る、というのはよく理解が出来ない。なぜ、「慰霊」ではなく、「神社」なのか。神社とは「神道の神を祀るところ(広辞苑第5版)」である。私は無神論者ではあるものの、日本古来の八百万の神、というのは否定はしない。だがしかし、人間が神になれるとは到底思えない。靖国神社の以前の名称である、「招魂社」の方がまだよっぽどマシに思える。(まぁ、「社」という文字に「神の降下する場」という意味なのでアウトには違いないが。)慰霊、という場であるなら首相や天皇が向かうのも納得が出来るのだが、どうにも「神社」である限り私は納得出来そうにない。
戦争とは今までの歴史をさかのぼっても多く存在している。その上で、どうしてWW2だけがこんなにも問題を抱え込んだままなのか、私はいつも疑問に思う。それとも、私に見える問題がただWW2に関するものであっただけで他にも多くの問題が他の戦争にもあるのだろうか。

この本の中で「河野談話」に関する批判が挙げられているが、私がこれを初めて知った時に思ったことは、「なんて日本人らしい。」だった。「恐れ入ります、すみません」では無いが、日本人の言動ほど自己犠牲的(この表現が正しいのかは聊か疑問ではあるが。)なものは無い。「とりあえずYESっていっときゃんなんとかなんだろ」はとても典型的なパターンに思えたからだ。ただ、「河野談話」においての“とりあえず”は極めて危険な状況での“とりあえず”であったが。
阪神淡路の際の村山氏の対応には弁解の余地がない。この一言に尽きるだろう。国のトップに立つ者として間違った回答で、間違った対応だ。






少し頭の休憩。
後ほど続き書くよ。
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