愚痴

今ここでしか書けないことって絶対ある。だから書く。意味は無い。誰にむけるでもない。書きたいから書く。紙に書くと後々面倒だから読み返すことのないこっちに書く。手が悴んでいるけれど書く。視界が歪むけれど書く。書く事への執着。





京都に帰って来る度に、自己という余分な存在を認める。社会を担う訳でもない、誰かの生活に影響を与えるでもない。人類の生み出した塵とでも言うべき自己。仕事をしている間は無心になる。だから働く。つまり全てから逃げる為に働くのである。何も考える必要が無い。助け合う家族も無い。愛する人も無い。何も無い。だから直接的な言葉で必要としてくれる人の元に行く。みんなそう。必要だと言ってくれるからそばにいる。全ては自己が落ち着きたいがため。他社の事などその際微塵も頭には無い。だから色んな事に手を出す。縋る様に色んな事を学ぼうとする。けれどそれらを全て学び取るだけの頭は無い為に全てにおいて中途半端になる。前に進む事は無い。よって誰も需要はない。あくまで自己が縋るのみ。痛々しく無様である。そして自己の持つ身体的ハンディを理由付けして言い訳をつらつらと並べる。平然とさもそれが当然であるかの様に。誰かとの繋がりが無くては居られないが、他人に興味は無い。他人が現在どれほど困窮していようが、自己とは区別された世界の話であるため気にもならない。そこで優しくしなければと省みる事も無い。寧ろ優しくするのは
しなければと義務的にするものでは無いと平然と言い放つ。



やっぱり自分だけが中学から抜け出せて無い気がする。全部があの時のままであればいいと、あの時が絶対だと考えてる。成長なんていらないし発展なんていらない。時間があそこで止まって欲しかった。楽しいことばっかで辛いことがあっても全部かき消された。楽しいことしかなかったみたいな日々。多分年数と一緒に良い思い出しか残ってないだけかもしれんけど、でも人生を振り返って一番楽しかったんはやっぱり小学校からの５年間。一番幸せ。遊んで、勉強して、全部楽しかった。だから世界史が好きになれた。全部。




あーもーやっぱりすき。