消えないでスピカ、僕の側で輝いてよ

真夏のスピカ/小野大輔

実は新曲。←

荷物があるのに鞄を持たない男は大嫌いだ。

作り笑いの何が悪い。
立派なこの世の処世術じゃないか。
みんながテンション上げてる中で一人だけテンション低かったら気分悪いだろ？
普段バレて無いならそれでいいじゃないか。
作り笑い一つでその場をやり過ごせるならそれでいいだろ？
俺だって笑いたくなんか無いよ。
面白くも無いのにヘラヘラと、しかも体調悪いのに。
でも俺の周りで問題起こされるよりは全然いいよ。
苦手なんだよ、人間が。
人間の下らない争いが。
だから俺は外で嘲笑っていたい。
関わりたく無い。



「好きやから！」って君は言うけれど。
好きって、何？
かっこいいと思えたら、好き？
「親友やん！」って君は言うけれど。
親友って、何？
何でも話すのが、親友？
「友達やろ！」って君は言うけれど。
友達って、何？
毎日ちゃんと挨拶したら？

どうでもいいよ、そういうの。
親友とか友達とか。
全部一貫して知り合いじゃどうしていけないんだ？
そんな存在なら俺は要らない。
一人でいたい。
“友達”として誰かに言うかもしれない。
でも、それも全て“知り合い”

もう、いいよ。
そういうの、疲れた。